こんにちは。DRIFT PHOTOGRAPHYです。

先日、Matterport（マーターポート）の３DVRプロジェクトの起動パスワード機能が追加で実装されました。

◆ ３DVRプロジェクトのパスワード設定画面

これまでは、Matterport（マーターポート）で３Dプロジェクト（３D空間）を作成し公開すると、「３DVRプロジェクトのURLを知っている全ての人が一律でオンライン上でアクセスできる」、という仕様でしたが、それに加え、管理者側で「パスワードを入力しなければ３DVRプロジェクトを閲覧できない」という設定をすることで、「パスワードを知っている人にしか３DVRプロジェクトを閲覧できなくする」ということが容易にできるようになりました。

◆ ３DVRプロジェクトを閲覧時のパスワード入力画面

✖「この空間を撮影するには…」ではなく、〇「この空間を探索するには…」ということだと思います。

◆ パスワード機能の実装でできるようになること

「パスワード機能」が実装されたことで何ができるようになるのか？

導入されるクライアント様の３DVR活用目的によって変わってきますが、例えば・・・

①　不動産業界の場合、見込み客の住所や電話番号などの情報は営業的に大変重要な情報です。

３DVRプロジェクトを広く一般に公開することでももちろんOKですが、パスワード機能が実装されたことで、「必要情報を入力・送信いただいた方に、３DVR空間探索用パスワードをお知らせします。」ということが出来るようになります。

②　美術館・博物館の場合、通常は実際に来館していただいて、入館料を支払って展示を見てもらう。というのが通常の流れです。　コロナ禍で、社会貢献も兼ねて無料で展示会場の３DVRを公開している美術館・博物館もありますが、本来は貴重な収入源である入館料を得たいと思います。

例えば、美術館・博物館の「年間パスポートを持っている方にのみ３DVRプロジェクトのパスワードをお知らせします。」とすることで、年間パスポートチケットの購入者を増やすことにも繋がり、年間パスポートホルダーの付加価値を上げることにもなります。

③　社内研修用に国内外の施設の３DVRを導入された企業様にとっては、このパスワード機能を活用に、パスワードを定期的に変更する等のセキュリティ管理を行うことで、貴重な企業の内部情報が外部に漏れるリスクを低くできます。　これまでは３DVRプロジェクトのURLさえわかれば３DVRを閲覧できなかったので、URLが社外の強豪に渡ったら大変です。　このパスワード機能を活用することで、そのリスクを大きく改善できる様になりました。

Matterport（マーターポート）は世界中のユーザーの声に耳を傾け、有益なバージョンアップを常に更新しています。

インターネット環境とブラウザさえあれば、だれでも直感的に３DVR空間を探索できる。

そして導入、ランニング費用が圧倒的にリーズナブル。それだけでも他の追随を許さない３DVRサービスですが、この飽くなきバージョンアップに対する姿勢も、Matterport（マーターポート）の大きな強みです。

今後ますます使い勝手が良くなってゆき、VRの活用範囲が広がることが楽しみですね！

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DRIFT PHOTPGRAPHY ドリフトフォトグラフィー

● 3D撮影・VR撮影（Matterportマーターポート公認撮影パートナー)

●ドローン撮影、屋内マイクロドローン撮影

愛知、岐阜、三重、静岡の東海地方を中心に、国内全国・海外も撮影。

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